"
暴力温泉芸者は、究極の無意味を目指すという、一つの批評の形をやってるつもりだったけれど、誰にも伝わらず、結局、好きなことをやっているだけでしょう、という話になってしまった。とはいえ、あの頃はまだ、世界は自分の知らないものや意味のわからないもので一杯、と言う認識が基本にあった。でも、今は、よくわからないうちに、自分の知っている範囲だけしか興味がなく、意味のわからないものは、すべてくずで、あってはならないものという世の中。
なぜ、みんな共感し合わなければならないのか。共感など全部嘘っぱちだということを率先して理解しなくてはいけないのに、逆だ。本当に腹が立つ。人はみな、なぜ生きているのかよくわからないまま、一人で死んでいく。どう頑張っても人間は孤独だし、ほんとうは何でもない。しょせん、それだけ。
"